友人や恋人に依存する
◆事例)
私は学生のころ、大勢のグループで付き合うよりも少数で付き合うのが好きでした。
当時は親友と呼べる人が数名いましたが、その中の一人とは特にベッタリでした。
だけどある時、友達に彼氏ができました。
私は自分だけが取り残された気持ちになって、とても寂しく泣きました。
それから友達とどう接していいのかわからなくなって、ギクシャクしました。
幸い、友達は私の異変に気付くことはなく、仲良く関係を続けられましたが
本当は今でも、私には恋人はいないし友達が幸せそうなことがうらやましくもあり
とても寂しくてどうしようもない気持ちでいるのです。
友達を取っていった彼氏を恨みがましく思ってしまいます。
別記事内容にも共通することになりますが、
中学高校時代、異性との違いなどに敏感な時期である思春期が訪れます。
このころ、特に女子は同性同士でベッタリとした付き合いをすることがあり、
依存の強い女子の場合には【〇〇ちゃんを独り占めしたい】という願望も
人一倍強くなってしまうと考えられます。
ただ、年齢を重ねるとともに相談者にも恋人ができますし、
就職すれば会社も立場も友達同士変わってしまうので以前のようには付き合えません。
そのため【依存する対象者が友達から恋人へ移動するのです】
恋人ができると、今度はその人と会っていないとき、彼が何をしているのか不安になります。
自分を忘れてしまうのではないだろうか?他の人を好きになったらどうしよう?
などとまだ起きてもいない【悪い事態を予測して自分が苦しくなり】
行動や言動がエスカレートすると、恋人に対してひどく干渉してしまうようになります。
そして恋人はその態度を嫌がり、ケンカになったり別れたりしてしまいます。
※精神的に不安定または一貫性のない母親に育てられたパターン
親の気分で構ったり放っておいたり、日によって言うことが違うなどして
子どもは、何を信じたらよいのか子供は分からなくなってしまう
そのため家の外での人間関係でも人との距離感が分からないし
空虚な気持ちを埋めることに必死になってしまうと思われる