「自分は病気になってしまったのだろうか?それとも、もともとこういう性格だったのだろうか?」
今までのようにうまくいかなくなった時は、みんな色々なことを考えてしまいます。
中でも原因を探すことにこだわってしまって、これからのことになかなか目を向けることができません。
ですが、感情はマイナスに働いているので通常のような思考では物事を捉えられず
明確な根拠もないのに最悪の結論を出してしまいがちなのです。
原因探しは後回しにしましょう
今、大切なのは「なぜこうなったのか?」ではなく【これからどうするか】です。
目の前に困っている状況があって、それを解決するためには解決策が必要です。
原因を探っても解決には至りません。
病気になる時の原因としては、脳内物質や外傷、環境などありますが、
それらが複雑に絡み合っていますので明確にすることは難しいと思われます。
また、性格というよりは考え方に「癖」のようなものがあって、それも関わっている可能性があります。
では、どういうときに病院に行けばいいの?と悩んでしまいますよね。
周囲の方へお願い
精神的な問題を抱えている人の中には、病識(何か変だな・・・という自覚)がない場合があります。
普段一緒に過ごしている人に何か異変を感じたときには、すぐに病院などの機関に相談してください。
周囲の人たちは、いつもと違う本人に「なぜこうなったのか?原因は何なのか?」など、
心配するあまりに不安で問い詰めてしまいがちです。
それは、場合によっては苦しめている本人をさらに追い込むことになってしまいますので止めてください。
一人で苦しんで悩んで、疎外感を持っていることがあります。そんな時は側にいるだけで心の支えになるでしょう。