人の機嫌を取ろうとする
◆事例)
小さいころからいつもヒステリックな母親にビクビクしていました。
少しでも気に入らないことがあると、罵声を浴びせ怒鳴り、叩かれていました。
私だけでなく兄弟も同じ目に遭っていたので、いつもみんな親を怒らせないように
家の中ではおとなしく言うことを聞いて過ごすようにしていました。
高校卒業と同時に就職し、母親と離れるために家を出ました。
ですが就職後も同僚や上司との人間関係の中で、業務の目的を遂行するというよりも
「怒ってないかな?」「怒られないかな」という思いに駆られてヒヤヒヤしています。
ミスをすると酷い目に遭わされるのが怖いので、何度も何度も確認しています。
少し強迫観念に近いような気がして、病院の受診も考え始めました。
母親自身が解決しきれない問題を抱えている可能性があり、
その矛先が子供たちに向かっていると考えられます。
もしかすると幼少時代に母も同じような育てられ方をしたのかもしれませんし、
夫(父親)との関係性が良くないのかもしれません。
いずれにしても【親の精神年齢や知能の低さなども関係している可能性があり】
現在は上記のような子供との接し方は虐待の定義に当てはまると考えられます。
※理不尽な目に遭って育った親のパターン
子供から見る祖父や祖母との関係も大いに影響すると思われる
意外なことに子供への興味は薄く、
自分の思い通りにすることが最優先ということが多い