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うつ病

うつ病とひとことで言っても、色々な名前が付けられており、症状も様々で程度も個人差があります。

気をつけてほしい「医者から言われた診断名」

まず、病気の説明の前に、気に留めておいてほしいことがあります。

精神科や心療内科を受診した際に、医者から診断名を言われたときに、患者が誤解するケースが増えてきています。

どのような誤解が起きているかといいますと、医者がシンプルに「うつですね」と伝えてしまう時に起こります。

精神医学に詳しい人なら、医者に対してさらに質問できることなのですが

通常、一般の人は「うつですね」と言われたときに「私はうつ病になってしまったのか」と受け止めます。

ですが実際には、うつ病ではなく【抑うつ状態】だったというケースが少なくありません。

医者の中には、まとめて「うつ」と言ってしまうクセを持っている人もいますから

この情報を知ってから病院を受診される人は、「うつ病かどうか」を必ず確認するようにしてください。

なお、抑うつ状態とは【何らかの原因があって鬱々としている状態】のことですから

原因が取り除かれれば、心は自然と回復していきますので脳機能の病気ではありません。

ただし、一時的に投薬が必要な場合もありますから軽視しないでください。

うつ病性障害

一般的に言われている「うつ病」がこれにあたります。

何をするにも憂うつで、今まで楽しめていたことが楽しくないと感じたり、物事に興味がわかなくなります。

とてもけだるく常に疲れた感じで思考力は低下し、これまで普通にできたことができなくなります。

夜はなかなか寝付けず、早朝に目が覚めてしまってその後眠れなくなってしまったり、寝起きはだるく辛い状態です。

そんなふうにコントロールできない状態ですから、「自分はダメな人間だ」とさらに思い込んでしまったり、

ひどくなると「死にたい」「存在したくない」と自殺願望まで持つようになります。

このうつ病性障害は数種類に分類されていて、

脳内物質のバランスが崩れている場合は、カウンセリングだけでは効果が得られません。

脳の病気と考えたとしますと、薬物療法などの医療処置が必要なのです。

かといってカウンセリングが無効かといいますと、そうとは言い切れず

心の安定を図るために本音をぶつける場所として、カウンセリングは有効な手段と言えます。

思考能力が低下しているため、起き上がれなかったり会話にならなかったりするほど重度の場合は

薬物によって思考を安定させなければカウンセリング自体が行えません。

双極性障害(躁うつ病)

躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。

躁状態とはテンションが尋常ではないほど高く、買い物が止められないなど悪い結果が待っていることも考えないで熱中してみたり、

あまり眠っていないのに元気で行動的です。

「自分はすごい人間だ」といったような根拠のない自信を示すこともありますし、

あれこれと考えが思い浮かんで休むことなく行動したりします。

本人としてはとても調子が良いと思っているようで、病識(何か変だな・・・という自覚)がありません

このタイプの人は、病院で受診させるのが難しいというケースが多いです。

なぜなら、自分は悪いところはなく、むしろ調子が良いと思っているからです。

ですから何らかの上手い理由を見つけて本人を説得するしかありません。

嘘をついたりして無理やり受診させたとすると、後々の治療に悪影響がでる可能性があります。

新型うつ病

従来のうつ病とは症状や治療法が異なります。

このような書き方をすると「ただの自分勝手」だとか「わがまま」などと誤解されるかもしれませんが、

この新型うつ病は、最近少しずつ知られ始めている病気のひとつです。

まず、従来型のうつ病患者が、物事がうまくいかなかったりする時に自分をとても責めたりしますが、

新型うつ病患者は【他人のせい】にします。

「〜が悪い」「〜が○○したせいだ」「〜がいなければ」などと言ったりします。

会社が分かりやすいので例えてみます。

会社の上司と折り合いの悪いことが原因で、新型うつ病の診断を受けました。

その人は少しお休みを貰うことになりました。

休みが明けて出社したその人に、休暇中は何をしていたかと同僚が尋ねると、

「海外旅行に行った」「飲み行った」「買い物に行った」と楽しそうに答えます。

それを聞いた周囲の人は「さぼっているのではないか?」と疑問を持ちます。

【いいえ、さぼっているわけではありません。それが新型うつ病の症状です】

本人は会社が原因で病気になったと思っているので、会社から離れることで一時的に症状が消滅しています。

また出社すると、症状が現れてきます。

軽度のうつ病症状にも当てはまり、新型うつ病のケアには、カウンセリングが不可欠と言われています。

カウンセリングでは認知行動療法で改善を図ります。

まずは病院で受診してみてください

薬を使わずに治したいと言われる方もいらっしゃいますが、

脳内物質のバランスが崩れていれば投薬する必要があると言われることがあります。

まずは病院で受診し、必要であれば薬物によって心のバランスをフラットにすることが最優先です。

カウンセリングは通院と並行して行うことにより、さらにメンタルに有効です。

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